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4−2. 積分方程式
定常撹乱ポテンシャルχの境界条件と(3.1.1)を(4.1.1)式に代入すると、積分方程式は次のようになる。

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非定常撹乱ポテンシャルについても、同様にして、0次問題と1次問題について積分方程式が得られ、次のようになる。

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また、fとm1はそれぞれ(2.2.9)のfj、(2.2.14)と(2.2.15)のmjであろ
5. アイソパラメトリック要素による離散化
ここでは、2次アイソパラメトリック要素を用いた今、例として次のような積分を考えることにする。

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と示される
次に、要素内、任意、点でのポテンシャルを、局所座標系(ξ,η)で表すため、要素関数、Nk(ξ,η)を導入する。すると、ψQ(ξ,η)は、l要素を構成するnn個のk番目の節点値φ(k,l)と、要素関数、Nkとの線形結合として、

 

 

 

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